プログラマーの具体的な集中力アップ方法として挙げられるのが、筋力トレーニングだ。
プログラマーは座り作業が多く、長時間座りっぱなしという状況も珍しくない。座り作業が長時間続くと、徐々に背中が丸くなってしまう人も多い。特に筋力が弱いとその傾向は強くなる。パソコン画面に集中してしまい、徐々に姿勢が崩れてしまうのだ。背中が丸くなってしまうと横隔膜の可動域が狭くなり、呼吸が浅くなる。そうすると脳に十分な酸素を運べなくなり、集中力が切れてしまう。
この問題を解決するための方法として筋力トレーニングが有効だと言える。筋力トレーニングで腹筋や背筋を鍛えることで、座り作業が長時間続いても背中が丸くなってしまうことを防げる。正しい姿勢を維持できれば呼吸が浅くなることもないため、集中力を維持できるはずだ。
筋力トレーニングが苦手な人はウォーキングが良い集中力アップ方法となる。定期的にウォーキングを行うことによって、座り作業で滞った血液の流れを良好なものへと変えられる。座り作業による血行不良を改善することで脳へ十分な酸素の供給が行われるため、集中力がアップする。
またウォーキングはする場所も重要だ。例えば森林の中を歩くと新鮮な空気を取り入れやすいため、集中力が高まりやすい。しかし、オフィスの近くに森林がある環境は珍しい。森林の代わりとなるのが公園だ。特に木々の多い大きな公園が良いだろう。森林の中を歩いたときほどの効果は得られないが、大きな公園でゆっくりとした時間を過ごすことでも集中力は高まりやすい。